ペットフードに使われてる肉 | まさか・・路上轢死や癌の臓器が・・

キャットフードに入っている肉の問題

ペットフードに関する法律は「ペットフード安全法」のみということを覚えていますか?

この法律で表示義務が決まっているのは全ての原材料ではなく80%までの表示で許されます。残り20%や元々の原材料に危険な添加物が入っていても全くわからないのです

それをいいことにして危険な着色料や酸化防止剤(BHTなど)を使っている場合が少なくありません。この法律でキャットフードの安全性が守られているわけではないのです。

原材料表示の肉の問題

人間は炭水化物をブドウ糖に分解しエネルギーとして利用していますが、猫も同じだと勘違いしている人は正しい理解が必要です。

猫は肉食なのでタンパク質や脂質がエネルギー源です。炭水化物も一部利用するようですが、なくても構いません。穀物類は消化が悪いので人間のように主食にはなりません。問題は農薬、カビ、食べられない部分が入っているなどです。

ここでは肉の問題を取り上げます。

肉副産物とは汚染されていない哺乳類の肉以外の部位の事

驚くかもしれませんが、人間の食用にはならない部分が使われている可能性があります。キャットフードの袋に「肉副産物」と書いてあれば、「屠殺された哺乳類から汚染されていない部分の肉以外の部位のことに。

要は肺、脾臓、腎臓、能、肝臓、血液、骨、脂肪組織、胃腸などのことです。

猫が食べなくてはいけないのは、筋肉です。内蔵ではありません。「肉副産物」なんか食べさせてはダメです。狂牛病の肉骨粉の問題を知っていれば怖くて食べさせられはしません。

それに肉といっても格付けがあってこの問題も見逃せません。

肉の格付け

ペット用の肉には、grade7や8の人間が食べられない肉や肉副産物が使われている可能性があります。どのグレードの肉なのかの表示義務が無いからです。

最低のGrade7、8がキャットフードに入っているのは普通の事だと思っていたくらいのほうが良いと思いませんか。なぜなら、それぐらいに思っていたほうがもっと真剣にキャットフードを選ぶようになるからです。

特に3Dミートには、車に轢かれて死んだ動物の肉や、癌細胞に冒された臓器サルモネラ菌に感染したもの、腐った肉カビの生えた肉など何でもありです。

これではまだペットフード安全法があるから安心とはいえないでしょう。

grade 名称 説明
Prime 最もジューシーな肉。霜降り。テンダーカット。
Choice 霜降り・テンダーカットではあるけれど、Primeよりは少し下のグレード。
GradeA(スタンダード) ジューシーさがなく、テンダーカットでもないが、柔らかさは標準的で一般的に食べられるグレード。
commercial ひき肉用。
utility サンドイッチやホットドッグ用。
cuttings 缶詰用の肉、最も低級だが人間の食材とはなる。
Other Use 人間用の食材としては使用禁止。
Grade D(3D Meat)
  • Dead=死亡した
  • Disesed=疾病のある
  • Dying=瀕死の状態

*日本には、このような肉の格付けの基準はない。

くず肉・廃材肉を美味しそうに処理するための化学物質

ペットフードの品質や安全性に関する法的な規制や基準がない現状では、飼い主が原材料表示をチェックしても、使用されている化学物質は確認ができません。

代表的な化学物質を表にまとめました。いずれも人間の食品では禁止されているものばかり。この化学物質が入っていても日本には表示義務がありません。

それはペットを大事な家族ととらえる視点がないからでしょう。結果的に業者の利益優先を行政が後押ししているといえます。

BHA(プチルヒドロキシアニソール)
用途 酸化防止剤
毒性 発ガン性、環境ホルモン物質の疑いがある。
BHT(ジプチルヒドロキシトルエン)
用途 酸化防止剤
毒性 発ガン性、変異原性、催奇形性など
エトキシキン
用途 酸化防止剤、ビタミン、ミネラルの安定性
毒性 発ガン性、アレルギー皮膚炎や目と皮膚の炎症を起こす疑い。
プロピレングリコール
用途 保存料、湿潤剤、甘味料
毒性 硬い便。急性毒ではないが、腸の障害を起こす。
ソルビン酸
用途 防腐剤、甘味料
毒性 亜硝酸と結合すると、発ガン性、成長抑制、肝臓、腎臓、精巣の重量が減る。