安い添加物入りキャットフードは着色料が危険

安いキャットフードは食品添加物がたくさん入っている

猫の食べるものは、人間の食べるものが法律の規制の元に販売されてるのに比べれば、効力のある法律もないまま、危険なものを食べさせていた可能性が高いことをまず知って下さい。

ただ、2009年の6月から、愛がん動物(ペットなど)用飼料の安全性の確保に関して法律(通称ペットフード安全法)により、ペットフードの製造業者名や賞味期限などの表示が義務化されました。

ただ、なんとなくテレビCMで流してるから大丈夫だろうという、テレビ神話が日本人は持っていますが、安全だという根拠は何一つありません。テレビ局は信頼できる製品だからCMを流してるわけではないです。

ペットフード安全法で義務化された表示

ペットフード安全法には抜け穴があるので、これだけの情報では安全性はわからない。それについては詳細に書くつもりです。

  • 名称(日本語名で表示される)
  • 賞味期限(日本語または英語表記でも分かりやすい表示になっている。)
  • 原材料名(日本語で記載。添加物を含む全ての原材料を表示)
  • 原産国名(日本語で表示。原産国とは最終的な加工をした国のこと。)
  • 事業者および住所(事業者の名称、住所が日本語で表記。製造元・輸入元・販売元という表示のみは違反です。

ペットフード公正取引協議会の会員は更に次の表示をするようになっています。最低でも公正取引協議会の会員になっているかは確認しましょうね。

  • 目的
  • 内容量
  • 給与方法
  • 成分:タンパク質30%、脂質5%以上等の表示

猫の食事は、食べさせるものについて詳細に調べた上でないと食べさせない方が良いんですが、人間の食品のように成分表の表示の義務もないので、実際に調べるのは実に難しい。

安いキャットフードは危険だというのは本当ですが、だからといって高いから、食いつきが良いから安全なキャットフードでもありません。口コミを初め色々と評判を調べて購入するのがベターな方法です。

キャットフードに何が入っているか

大抵の人は曖昧なまま食べさせているのが現実でしょうね。私にしても経済的な事情からキャットフードを選んでいました。ただ、最安値のものを選ぶと危険な感じがして、そこそこの価格のものではあります。

愛猫の健康を願わない飼い主はいません。次から次へと色々な種類のフードが出るので、コレが良いというものを選べないのが実情なんだと思います。
このキャットフードは大丈夫かなって考えながらも、本当の危険性が分からないので何となく安いものを買っているんでしょうね。犬よりも猫の方がペットフードの利用率が高いそうです。

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ペットフードの種類は水分含有量で分かれています

水分が10%程度以下をドライフードといってカビが生えないように水分を抑えてあります。

海外からの輸入は船便だから何も添加しないとカビが生えたり腐ったりしますね長い間暑い船の底で腐らないペットフードに何が含まれているか容易に想像がつくんじゃないでしょうか。

キャットフード カルカン 我が家のキャットフードはオーストラリア産です。極く一般的な安いキャットフードです。

我が家のキャットフード

でも、870g400円程度ですから、良質の材料を使っているはずはありません。

我が家のキャットフードの成分表

フリスキーの成分表

穀類

原材料を見てみます。穀類がやけに多いですね。実は今でこそ猫は穀類を消化吸収できないことが分かっていますよね。

でもフリスキーが製造販売されるようになった頃は、ナチュラルフード的な考えで穀類を入れたようですね。食物繊維も多いので健康的でもあるし、と考えられたようですよ。

でも穀類は殆ど消化できないので、消化器官には負担になってしまうと考えるのが普通ですが、実際にはそれほど負担でも無さそうだったり、穀類を好む猫もいるぐらいです。

健康を壊すという証明もされていないので、穀類の入ったものを食べさせる人も多く、また逆に入らない(グレインフリー)キャットフードを食べさせる人もいるのが現状のようです。

肉類

本来肉食の猫が食べる主食は、「肉」です。フリスキーの肉はというと○○ミールという名前ばかり。

このミールというのは、例えば「家禽ミール」なら鶏の美味しい肉以外の「クズ肉」「内蔵」「骨粉」を入れてますよという意味なんです。

猫に上げなくてはならないのは、クズ肉でも骨でも内蔵でもなく、美味しい「筋肉」の部分です。

そういった意味で、ミールという名前の付いた成分があれば、そのキャットフードはやめましょう。食べさせてどうすんですか!レベル。

  • 家禽ミール
  • ミートミール
  • ラムミール

動物性油脂

猫にとって脂分は必要な栄養ですが、「動物性油脂」とだけ書かれていても何の動物の脂かわからないのは逆に怖いです。

しっかりした油脂なら「鶏油脂」などの表記があるので、単に「動物性油脂」とだけ書かれているものは一応疑ったほうが良いでしょう。

また動物性油脂は空気に触れると、すぐに酸化を始めるので酸化防止剤がたっぷりと入っている事が多いです。ただし動物性油脂のための酸化防止剤については表記しなくても良いので、想像を超えるほどたっぷりと入っている可能性があるから怖いですね。

 

次に怖い怖い食品添加物を見ていきます。赤枠内が人間の食物で言う食品添加物です。
着色料や酸化防止剤などたくさん入っていますよ。安全なのでしょうか?

人気のカナガンキャットフードと比較してみる

 

カナガンキャットフードの肉類と動物性脂
肉類 乾燥チキン35.5%、骨抜きチキン生肉25%
油脂 鶏脂 4.2% 、チキングレイビー(チキンを煮焼きすると出る脂)2.3%、 サーモンオイル1.2%

 

人間でも食べられる肉が使ってあるし、○○ミールなんてとんでもない。脂も鶏、サーモンなどと表示してあり、動物正油脂などとは表示しておらず危険性はまったくない。

 

着色料も使っておらず極めて安全性の高いキャットフードだと分かります。

着色料

殆どが石油などから作られるので、たくさん食べると健康を損なう可能性が非常に高い。

  • 着色料(食用赤色2号、食用黄色4号、食用黄色5号)」
  • 香料

合成酸化防止剤

ミックストコフェロールは天然型の酸化防止剤なので比較的安全です。ローズマリー抽出物は、よく知られているローズマリーというハーブから抽出したものなので安全です。

  • ミックストコフェロール
  • ローズマリー抽出物

 

愛猫のために、これからは添加物の知識を身に着けましょう。
電子レンジで柔らかくすると毒性が減ると言われますが、そのメカニズムは知りません。

我が家では水を加えて電子レンジで柔らかくしてます。
柔らかくしたドライフードに、ウェットフードという水分75%程度のフードを混ぜて、一日2度与えています。柔らかくするだけでもペットフードの毒性はかなり減ると言われています。

 

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このキャットフードに使われている着色料が危険

赤2号をはじめペットフードに入っている食品添加物を調べてみました。これを読んでもまだそのままこの着色料が入っているキャットフードを食べさせるなら、猫を飼う資格はありません。

 

エラそうな事を言うつもりはありませんが、猫を可愛がっていたら食べさせられるわけがないです。

 

 

着色料 説明
赤色2号(アマランス)

赤色に着色することのできる着色料で食用タール色素に分類されます。イチゴシロップやゼリーの使用されています。

アメリカでは食品への使用は禁止されています。 発ガン性、妊娠率の低下、蕁麻疹の発生の報告があります。

黄色5号(サンセットイエローFCF)

橙色に着色することのできる着色料で、アゾ系の食用タール色素に分類される合成着色料です。

菓子や清涼飲料に使用されています。発ガン性、アレルギー性、下痢の原因であると疑われています。

また、合成保存料の安息香酸ナトリウムを同時に摂取した場合の危険性が問題とされています。

黄色4号(タートラジン)

黄色に着色することのできる着色料でアゾ系の食用タール色素に分類される合成着色料である。、ゼリーやシロップなど、タール色素の中では最も多様な食品へ使用されています。

発ガン性、蕁麻疹の発生の報告があります。また、合成保存料の安息香酸ナトリウムを同時に摂取した場合の危険性が問題とされ ています。

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カナガンキャットフードの原材料をチェックして比較する

肉類 乾燥チキン35.5%、骨抜きチキン生肉25%
油脂 鶏脂 4.2% 、チキングレイビー(チキンを煮焼きすると出る脂)2.3%、 サーモンオイル1.2%