ペットフード安全法ではペットを守れない | 毒性添加物はわからない

ペットフード安全法という法律のみがペットを危険な食べ物から守れる法律です。この名前からはいかにも愛猫を守れそうな法律に思えますが、実際にはそうではありません。

 

ペットフード安全法が2009年に施行されてからは、原材料含め5つの表示が義務付けられました。それまでは、原料比20%未満の配合成分は表示しなくて良かったのです。

 

ペットフード安全法による表示義務

 

ペットフードの入っている袋には、この5つが必ず表示されています。表示されていないペットフードは販売できません。悪徳業者を見つけたら農林水産省に連絡をしましょう。

  • 名称(日本語名)
  • 原材料名(多いものから80%のみの表示で良い)
  • 賞味期限(あまりに長いと油脂分が酸化しないような毒性のある酸化防止剤が当然入っていると予想)
  • 製造業者等の名称及び住所
  • 原産国名(最終的に加工した国)

 

ペットフード安全法の抜け道

 

ペットフード安全法は俗称で、正しくは「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律」と言います。

どこに抜け道があるか?

それは「原材料名」です。

 

成分表示は「タンパク質30%」などと書いてある表ですので、原材料名表示とは成分表示とは違うことに注意してください。

 

成分表示は義務でありませんが、キャットフードメーカーはあえて載せているところが多いです。どれぐらいタンパク質を入れてるかなどを示せば売れると考えているからです。

 

大きな問題を抱えるのは原材料名の表示。キャットフードを作った具体的な原材料名です。

 

 

ペットフード安全法は、悪徳業者にとってまだまだ参入できる緩く低い壁でしか無いのです。

 

このような法律であっても、無かった時よりは犬猫の食べるものは改善はされていますが、残された問題はまだまだ大きい。

 

 

ペットフード安全法は原材料に含まれる有害物質を表示しなくて良い法律

 

確かに原材料の80%までは義務付けられるようになりました。でもこの法律では、まだまだあなたの大事な犬や猫の食べるペットフードは安全とは言えません。

 

入ってる量の多い原材料から表示するようになっているので、飼い主さえ原材料の成分表示をチェックできれば、食品添加物のおよその量や内容がわかると思うでしょうが、最初から原材料に入れていた食品添加物の表示義務がありません。

 

あとから入れた食品添加物にしろ、原材料の20%は表示しなくて済むのですから、ブラックボックスとなってどのようにも利用できるのです。

 

管轄省庁の農林水産省にもっと外国並みの愛玩動物に対する意識が高まることを待っているばかりでなく、飼い主自信で良いキャットフードを選ぶ目を養うことです。

 

長期保存ができるように入れる添加物を表示しなくて良い

キャットフードには賞味期限がありますが、長く保つためにたいていは添加物を入れています。この添加物の毒性が大きな問題。

 

  • 化学薬品の合成保存料、酸化防止剤、防腐剤を加える
    特に油脂成分が酸化するのを防がないと、古い油は体を壊しますから。でもとんでもない毒性のある添加物を入れてればもっと害になります。
  • 水分を飛ばして乾燥させる。
  • 塩分を加える。
    塩分を入れると腎臓病を起こす可能性があります。肉食の猫が塩分だけを余分に摂る必要はありません。
  • 甘味料を入れる
    甘味料そのものがペットの体に悪い合成であったりします。食いつきが良いかもしれませんが、良いものではない。
  • ビタミンCやEで酸化を抑える。
    ビタミンCとかいうと「ミカン」を思い浮かべますが、これは主には中国で科学的に作ったビタミンです。

 

ペットフード安全法では危険な材料も表示しなくて良い

 

このように、最大の問題は使用した原料に含まれる有害物質が記載されていない、記載しなくても済むようになっていることです。

大問題ですよね。たとえばコーンに遺伝子組み換えコーンを使っていても記載されていません。

 

遺伝子組換え食品の怖さは、この自然界になかった農薬を大量に撒いても死なない食品を遺伝子操作で作っていることです。

 

その時に植物に昆虫の遺伝子を入れてたり、不自然すぎる作り方がされており、その実害は闇に包まれたままです。

 

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死んだ犬、猫の肉や骨まで入ってることも

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狂牛病で死亡した牛の肉骨粉や肉を使っていても、何らわからないんです。聞いた話では、悪質な製造業者は死んだ犬や猫の肉や骨まで使うようです。おぞましすぎます。

 

確か、狂牛病はBSEと同じ病気で死んだ羊を牛に食べさせたことが原因だろうと言われていますね。牛は肉食ではないのに怖い現実があります。

 

人間の食品に入っている農薬や保存料にも、同じような事があります。人間の食品に有害な保存料が原料に入っている場合には、表示義務はないんです。

 

ファミレスの食品を美味しいと食べてますが、あれだけ安く提供できるのは不思議ですね。

 

原材料の野菜が重金属をたくさん含んだ土地で作られていても、表示の義務はないので消費者にはわからないということです。

 

これが最大の抜け道です。健康を左右する大きな問題でありながら抜け道があること事態がおかしいでしょう。

 

人間でもそうですが,全ての食品添加物を排除することはまず困難です。全ての食品添加物を排除すれば高価なペットフードになるので、一般家庭ではまず購入できないでしょう。

 

ですから、これだけは食べさせてはダメという毒性のある添加物やまともな肉でもないのにそれらしく書いてあるものは見抜く知識ぐらいは持ちたいものです。

 

毒性の高い添加物を知る

 

毒性の高いものについての知識ぐらい持っていないと、大事な愛猫をみすみす早死にさせることになります。

 

私たちはこういうことを余りに何も知らないですよね。それなのに無邪気に猫に食べさせて「可愛い」とか言ってるんです。大事な命を縮めているとも知らずにネ。

 

こういう事実に気づいて愕然としたなら、愛猫のために活かそうじゃありませんか。

 

安心して食べさせられるキャットフード

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