ペット保険に入ったからもう安心。どんな病気でもケガでも補償割合に応じて負担が減ると思っていたら、実際には補償対象外の病気やケガだったという事があります。
せっかくお金を支払っている保険なんですから、そんなことだけは避けたいものです。
そのためには、補償割合や最高補償金額だけを比較して選んでいてはダメなんです。
大事なのは、補償範囲と補償対象外について調べた上で保険に加入することです。そのあたりの事情について、一般的なことではありますがお伝えしましょう。
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一般的に補償対象外のもの
- 契約者の過失や故意によるもの
- 自然災害によるもの
- 予防対策
- 妊娠に関する費用
- 加入前に発見されていたケガや病気
- 歯の治療
契約者の過失や故意によるもの
契約者に過失があったり、故意に行ったことで起きた損害には保険は適応されません。
たとえば、リードにつないでいないために、車にはねられてしまったとか、門を閉めていないために、愛犬が通りがかりの誰かにケガをさせられたとか、交通事故に遭ったような場合。
要するに、契約者が当然行うべき事を怠ったために生じた損害には、ケガであれ病気であれ保険金は支払われません。
自然災害によるケガなど
日本では地震と津波はいつ起こっても不思議ではない自然災害です。しかし、これらの自然災害でペットの身の上に起きたケガや病気もペット保険の対象にはならないんです。
そうなると治療費に大金がかかる可能性が高くなりますが、動物病院が一時的に支払いを猶予してくれるかどうかはわからないので、注意が必要です。
予防対策
毎月のフィラリア予防の薬代や他のワクチンなどの料金は保険対象外になります。
それだけでなくて、予防措置をしなかったことで病気になったとしたら、その病気も保険対象外になる可能性があるので要注意です。
ワクチン摂取して具合が悪くなった事があったので、それからはワクチン摂取してないよね。いくら保険に入っても保険対象外になるかもよ。どうするの?
ワクチン摂取の種類
- 猫ウイルス性鼻気管炎
- 猫カリシウイルス感染症
- 猫汎白血球減少症
- 猫白血病ウイルス感染症
- クラミジア感染症
ワクチンの接種は、基本的に1年に1回です。 初めてワクチンを接種する子猫の場合、最初だけは2回接種します。
こういったワクチンの摂取を怠って起こった病気は保険対象外かもしれないので、入ろうとしている保険で詳細を確認しましょう。
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猫の妊娠に関係する費用
出産関係の費用は対象外です。帝王切開、避妊、去勢手術など全てが自己負担になるのが一般的です。
加入前に見つかっていた病気やケガ
特約をつければ、加入前に見つかっていた病気やケガもペット保険の対象になることもありますが、一般的には補償はありません。
歯の治療
ペットは動くため歯の治療程度であっても、全身麻酔が必要になることも多いので費用は多額になります。
保険会社によって補償するしないが別れるので、しっかりと確認しておきましょう。
次の記事を参考にしてください。
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