猫などの動物に優しい国トルコの野良犬野良猫は日本よりも幸せに生きている

 

日本の野良猫

 

東京のマンションに住む男性が、契約してるマンションの駐車場に2011年から猫のエサを置くようになって、野良猫が集まるようになり、管理組合が餌をやらないよう要請していました。

 

2014年には駐車場の契約を解約するなどしたが、男性は一向に餌やりを止めないので、餌やりの差し止めを求めて訴訟を起こしたという内容らしいです。

 

それに対して司法は、管理組合の「住環境の悪化と不動産価値の低下」という言い分を認めて、餌やりを禁じたんです。

 

法律的な判断には從わなければならないでしょう。ですが、ある意味はた迷惑な男性に味方するわけではないんですが、日本人は動物に対してちっとも優しくないという後味の悪さが残りました。

 

確かに野良猫に餌をやって、あちこちに糞をしたりするのは迷惑な話だとは思います。だけれど、野良猫がなぜ野良猫になったのか?野良猫は好きで野良になってるんでしょうか。人間の勝手な都合でそうなってるに過ぎません。

 

事情があって好んで野良になったわけでもないのに、一切情けをかけてはいけないというのは、排他主義ではないでしょうか。

 

野良猫や野良犬の存在。飽きたから、気に入らないからといって捨ててしまう人間の身勝手さが原因です。

 

優しい国と言われている日本の実態は、人間のエゴで野良になった動物に対しては、排他的な社会です。日本人は飼い犬飼い猫以外は命のあるものと認めていないようにも見えます。

 

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野良猫・野良犬に餌をあげて大事にする国トルコ

トルコの猫達

 

野良猫や野良犬が国を挙げて大事にされているトルコ。トルコの野良猫たちの実態を知れば、日本の動物たちがいかに大事にされていないかわかります。

 

イスラム教の教えと関係があるのか無いのかわからないんですが、トルコという国の方針が野良猫・野良犬たちに餌をあげよう。大事にしようというものです。役所の人たちが野良猫野良犬の世話をしてあげているんです。

だから国民みんなが大事にします。猫達も犬たちも歩道を行き交う人を気にすること無く、あちこちで寝そべっています。

餌は人々が自動販売機でジュースを飼うと、その下に餌がパラパラと落ちてきて下にいる猫や犬が食べ、夜は街角に設置してある公的な猫ハウスで寝るんです。

 

中には臨終の近そうな犬にダンボールを敷いてあげる人もいる。

 

 

外にいるのは野良猫ばかりではなく、「外猫」と呼ばれる飼い主が家の外で飼っている猫がたくさんいます。

 

外猫たちはとても人懐こく、日本では見られないほど生き生きしています。なぜこれほどの違いがあるのか、宗教上の違い?仏教ではお釈迦様が入寂されるとき、周囲に動物たちも集まったはず。宗教が廃れたのでしょうかね。

 

日本人はペットはペットショップで売っている商品として購入し、そのことを疑いません。他の多くの国ではペットショップで購入したりしません。動物の命は商品ではない。野良猫野良犬は商品ではないから大事にする対象にはならないのかな?

 

下はトルコに住む日本人女性の撮影したyoutbueです。

 

 

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